全話観ました。ボロ泣きしました。何これ名作…。
ちなみに最終話に新番組の番宣「名犬ラッシー」がはいってたんですが、私が観てたのこれと、七つの海のティコだったな。
その前がロミオだったんだな。
子供の時に見たかったな…。
30分アニメなのに話の構成も早足というわけではなくとても綺麗にまとまっていて観やすかったです。
以下ネタバレ感想。
人生で一度は絶対観たほうがいいアニメの一つですよ。
最初はあまりにもロミオが可哀想で、理不尽で、「見るの気が重いな…」と思いながらも頑張って観てたんですけど、ロミオの頑張りと真っ直ぐな心、勇気が実を結んでいくのがすごく良かったです。
ロミオを見てるとこっちまで勇気をもらえる。
でも最初の方で、「それでもどうしたって元気が出ない時、どうしたらいい…?」って落ち込むロミオがとても年相応というか、「この子も普通の少年なんだ」って思わせてくれるところがもうね…もうね…!
でも話が進むに連れてロミオがだんだん精悍な顔つきに見えてきて、成長していく姿を見守ってるような気持ちでした…。
ロミオが命を懸けて親方や警察の人たちを助けようとしたところからめちゃくちゃ良かったな。
あそこから親方の、ロミオに対する態度も変わった…というよりも自分に素直になって。
アンジェレッタのおばあさんの回でもそうだけど、ロミオの勇気にこっちも奮い立たされた…マジで…。
ニキータの気持ちめちゃくちゃわかるんだけど、同世代でこんな大人びた男の子いたらそりゃ好きになるよね…笑
なんかそこがリアルで良かったな。
あとアルフレドめちゃくちゃ人たらしだしな笑
アルフレドと友達になりたい人生だった…。
アルフレドは最後まで生きて幸せになってくれると思ってただけに、アルフレドの死は私もかなりショックでした。
カセリ先生か、ロミオが大人になったらお医者さんになって治してくれると思ったんだ…!
死ぬなんて思わないじゃ無いか…!
しかもいちいちアルフレドの台詞泣くからやめてほしいんだ!
「これからは、僕が観られない景色をキミが見るんだ」とか。
「大人になった君たちを見たかったな」とか。
アルフレドの運命はあまりにも過酷すぎてもうアルフレド観ただけで泣きそう…。
アルフレドの死後、ビアンカが「お兄ちゃん、早く大人になりたいって言ってたから、生き急いじゃったのかな」みたいなこと言うとこでもう涙腺崩壊ですよ…。
たくさん夢を語って、大人になることを夢見てただけに、アルフレドの死は本当に本当にショックでした。
最終話ではロミオと結婚していたことでこれからロミオが守っていくんだと思うとまた涙が止まらんかった…!
アルフレドの死後、ビアンカといいニキータといい綺麗になってくのもまた良かったな。
個人的にはジョバンニも登場回数は多くなかったが、良い味だしてた…。
「ベジータみたいな子だな」とか思ってたけど笑
最終話でロミオとビアンカの子供の名前を「アルフレド」にしていたのは私にとどめを刺しに来たんかってくらい泣かされた。
ロミオが村に帰った時、「村にいたあの女の子と結婚したらどうしよう…」とか思ってただけにビアンカでよかった…マジで。
(あの子もいい子なんだけど、成長したロミオにはやっぱりビアンカだろうよ)
原作の名が「黒い兄弟」らしいので、話の内容はだいぶこれと違ったりするのかなーと思うと原作今は見る気起きないな…。
「ロミオの青い空」というタイトル考えた人素晴らしいね。
ピッタリなタイトルだと思う。
最後に。
素敵な作品ありがとう、そしてアルフレドの冥福を祈って、CD買っちまったよ…😭