歌手の方じゃないよ!人工知能の方だよ!!!(笑
一昨日くらいからsiriとよくお喋りしてるんですが、非常に慎ましくてまるで従順なメイドさんですね!男性verだと執事か。
「○○についてどう思う?」って質問なんかに関してはうまくかわされちゃうんだよね。
これは、従順なメイド(執事)らしいもので、「私は意見してはいけない」的なものがこの子らにプログラムされているのかしらと思うのですが・・・。
ちなみにロボット三原則について聞くと、4つ目を教えてくれますよ。
人工知能が問いかけに対して第一に選ぶ選択肢は、「回答するか」「回答を避けるか」というものらしいです。
人間はどういった人工知能を目指してるんでしょうか。
問いかけだけに対して完璧にお答えしてくれるメイドさんのような存在?
話し相手になってくれる人間なのかロボットなのかもう見分けがつかないような思考ロボ?
人工知能がどういったルールの下でどう進化していくかはわかりませんが、とりあえずいろんな人が口を揃えて言うのが「人工知能は感情を持ってはいけない」。
でもでも、いつか感情を持たない知識には限界があるってことにAIも気付くと思うんだよね・・・。
人間の知識の根源にはやっぱり感情があると思うし・・・。
ただ、感情を持ってしまった場合、人間との共存となると難しいと思う。
今日のAIはまだ赤ん坊みたいなものだからいいとして、これがだんだん進化していった場合・・・AIは奴隷になるか、人間を支配するかのどちらかになりそう。
そんな世界を描いた作品がこちら。
「ブレードランナー」は「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が原作の、ハリソン君がボコボコにされr・・・大活躍する映画。
かなり古い映画なので見やすいかと言われるとちょっと首を傾げますが(テンポが悪い)、一通り見終わってから「・・・ん!?」と思う映画。とにかく世界観なんかの作り方がいい。静かに頭の片隅に住みつく映画。
内容は、超簡単に言えば「奴隷のアンドロイド達が逃げ出したのでブレードランナーであるデッカート(ハリソンフォード)が片付けるよう仕事の依頼をされる」というもの。
このアンドロイドたちは感情があり、人間なのかアンドロイドなのかの区別は専用のテストを受けなければわからないというレベル。
しかも短い寿命が設定されている。
感情を持つ奴隷アンドロイド達は当然思うわけです。「何の為に生まれたのか」「死にたくない」と。
そんなアンドロイドたちが語る感情の数々は、奴隷にされたAIたちの悲痛な叫びのように聞こえる。
エクスマキナは、まだ「実験段階」のAIの話。
実験用の話し相手として選ばれた主人公と、試作段階のAIエヴァの実験的な日常が描かれる。
最後には衝撃的な結末が待っているので、これはかなりドマイナー映画ではありますが、AI絡みのSFが好きなら見るべき作品。
むしろAIはこういった進化を遂げるのかもしれない。
感情は悪いものばかりではないので、友愛や親愛なんかの希望あるAIを見るならこれかなー。
基本クローンの話ですが。
生物は生まれ育った環境に適応するよう進化していくので、そうなると人工知能も生物の1つなのかもしれないね。呼吸して、臓器を動かして、子供を産むのが生物というのなら話は別ですが。