NHKでやってた、生活保護についてのドラマ。めちゃくちゃよかったです。女の子の家族担当してたケースワーカーさんが頼りないのがなんかもやもやしたけど……。
うちも母子家庭だったので色々「あーあったあった!」ってのがいくつか。
一番沁みたのはバイトの話。
高校生の時にバイトしたら生活保護の支給額がその分減額されると知った時、結構ショック受けたの今でも覚えてるわ。
親はバイトやめろとかも言わずやらせてくれたけど、自分のお小遣いのためにバイトしてたのでモヤモヤというか、なんとなく後ろめたい気持ちがあったな…。
高校の時も、ゲーム作りたいなぁとか思ってたけど、漠然としてたしそのために別に勉強してたわけでもなかったので、高校出たら普通に就職したが、うちは「女は結婚すればどうにでもなるが男はそうはいかない」思考だったので、私が大学に行くという選択肢がそもそもなかったというのもちょっとモヤモヤしてはいる。いや、勉強嫌いだし苦手だし、頑張ってたわけでもないので別に行くわけではなかったが…。
漠然とした感じだったけど、選択肢がそもそれしかなかったってのは少し悲しかったね。
高校出たらその分支給額が当然減るから、弟を大学に行かすには働くしか選択肢がなく。
なんだかそういうちょっと苦々しい気持ちを思い出すドラマでした。
ただ、生活保護&ボロ屋に住んでたけれど、だからと言ってドラマみたいに周囲から不愉快な思いをしたことは特にない。
大人になってからネットでたまーにそんな意見見かけるってくらいだったけど、実際どうなんすかね。
むしろうちは子供達の溜まり場になっていたし、その子達は一軒家に住んでる普通の家の子というか金持ちのとこの子とかおったけど、その子達もその子達の親もめちゃくちゃフレンドリーだった。
世知辛い世の中になってきてるってことかい…?
まぁそんなわけで、「耳をすませば」で「やりたいことを探すために大学行ってる」とかふわふわしたこと言ってる、受験控えた妹に家事させたり偉そうにしてるあの姉が死ぬほど嫌いなんだけど、あの姉マジでやばいと思う。あの姉のせいで見るの嫌になるジブリ作品……。