昨日、「ショールームダミーズ」を観に行ってきた。
去年観に行った、ディミトリス・パパイオアヌーの作品と比べると少し分かりにくいというか、伝わりにくい印象はあったんだけど、面白かったです。
一番前の席の観客がほぼ男性ばかりだったのは仕様なのかなと思ったんだけど、違ったのか…。
真っ白な部屋の中に、数台のマネキンと椅子が並べられた舞台で、6、7名ほどの女性が歩いたり、止まったり、踊り狂ったり暴れたりする舞台なんですが、
なんとなくピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー」を彷彿とさせる動きがいくつかあった。椅子がたくさん並んでるとこも含め。
(が、講演後のトークショーでインタビュアーがそのことに触れたが当の本人は「意識してなかった」とのこと)
今作はショールームダミーズという作品の「バージョン4」に当たるということで、前作観てないんだけど、キャスティングを女性限定にしたんだとか。
個人的には男性も交えていた方が良かった気がするけど。
ラストでタバコを吸うお姉さんがものすげぇ色っぺぇです。
席が前すぎて気付かなかったが、今作、暗幕が奥の壁と同じ高さになっていたらしくて、額縁らしさを表現していたらしい。
わかってたら後ろの席取ってたんだけどー!!
ちなみに今回は母も一緒だったんですが、面白さは伝わらなかったっぽい。やっぱ万人受けはしないよな。
話すのが苦手、自分が思ってる事をうまく伝えるのが苦手な人、かなり感情的な人なんかは舞台芸術観たらスカッとすると思う。
舞台前には、最近できたと噂の「カフェ アアルト」に行ってきました。
あのかもめ食堂に出てきた、ガッチャマンの歌のカフェですよ!!夢にまで見たあの店が!!京都に!!!
シナモンロール超美味かった…。顔くらいのサイズあるんですが、カルダモンのおかげがぺろっといけます。
ちなみにシナモンロール一つ1000円。珈琲か紅茶付。