ネバエンジャ

楽しく生きよ

THE GREAT TAMER

観てきました!

これはもうほんと公演日まで楽しみで楽しみで。

しかも前から5列目の真ん中通路側だったので、座席的にも最高の舞台でした。

 

舞台の感想とかは言葉にできるものではないのと、言葉にしてしまうと濁ってしまいそうなので言いませんが(言えない)、はっきりとわかるのは「もう一度見たい」です。明日の公演も見たい…でも仕事………。

 

ピナバウシュ経由でこの公演にたどり着いた為、分かる人には分かると思いますが、そういう舞台です。

演劇ではなくダンスではなく、音楽はたまに流れるだけでセリフもない。

真っ黒な舞台上で10人の人達が……表現する?なんて言えばいいの?

 

ここまでたどり着いたのは、元を辿れば一青窈のおかげ。

一青窈の「指切り」という曲のPVに圧倒されて、調べてみたらコンテンポラリーダンスということがわかって。

そこからピナバウシュが出てきて心を奪われて、そしてやっとこうした舞台を観ることができた。

前に埼玉でやってたカーネーションは情報入ってきてなくて知らなかったんだ…涙

やっとこういった舞台を生で見ることができました。

DVDでもすごいと思って何度も見たけれど、生で見るとやっぱ違うわ…。

 

舞台終わった後隣にいたおばちゃんに話しかけられてなんか喋ってたんですが、めちゃくちゃ口数少ない上に愛想悪かったと思います。おばちゃんごめんな…でももうそれどころじゃなかったんやで…。

でも、舞台装置とか美術の話とかチケット代の話とか、今することじゃないかなーと。私の中では。

美術関係者の方だった可能性高いですが、んー…そうじゃないんだよ。

そういう目で見にきた方なのかもですが、私は違うんだよ…そういう現実的な話をしたくないんだよ…。

だって上演中はプラスチックだか紙だか何でできてるかよくわからん石でさえ、その舞台の中ではその時は本物の石であって……だからそういう話はしとおないっっっ!!!!

 

もう、とにかく始終凄くて、なんていうか…なんかもう観てるだけなのになんかに必死で、笑うとかできなかったぬ。

逆になぜ笑える人がいるのか不思議だったんだけど、なんていうか、それはそれで凄く素直に見れていて羨ましいと思う反面、その感性はちと違うな、と思ったり。

いや、素直に観てたよ私も。後から考えたらやっぱり素直に観てた。だから感性の違いだな。

 

帰りラーメン食って帰ったが辛かったぜぃ。

ラーメン屋にいた観客の1人だったであろう女の人が、連れの人と感想言い合ってたけど、聞きたくなくて早々に帰ってきました。

見て感じたものを必死に分析して意味を押し込もうとしてたのがなんか嫌で…。

 

とても良い刺激になったと思う。

本当にまた観たい。