1/30、大阪四季劇場にて「リトルマーメイド」を観て来ました。
ディズニーアニメの中でもラスト毎回泣いてしまうリトルマーメイド。チケットの取れた去年の秋ごろからずーーーっと楽しみにしてました。
チケット競争率ほんと高くて大変だったお・・・。
いやもうね、本当に海の中みたいで凄かったです。
海中パートでは人物が歩くことがほぼ無いのです!セバスチャンはカニなので歩きますが、ほとんどの人物が泳ぐ、漂う、進む。なのです!
人魚はほとんど泳ぐか、すべるように動くのですが、一部の魚はローラースケートですいーっと進むなどもうこの工夫がね。素晴らしかった!
あとは陸パートの絵本感というか、夢の世界感凄い。
海中と陸で背景が立体だったり平面だったりするんですよ。この違いが凄い。アリエルの気持ちと視点が融合したのが陸(夢)の世界なんだと、視覚で楽しませてくれます。
曲はディズニーで流れる曲以外も多く、多分オリジナルだと思います。
でもやっぱりリトルマーメイドといえば代名詞である「アンダーザシー」が圧巻。綺麗だったぁ・・・。
ミュージカルとしてはとても良い作品だったのですが、
今作ストーリーの構成がいまいち。
ディズニーアニメの「リトルマーメイド」とは話の構成が少し違うのですよ。なので「あれ、あのシーンがないぞ」って部分や変更点が多いのですが・・・一番気になったのはアースラの扱い。
リトルマーメイド内でアースラって屈指の人気キャラだと思うんですよ。各言う私もアースラ好きなんですけど、酸いも甘いも吸ってきた大人の女のセリフの重みは素晴らしいとアニメを見るたび毎回思う。
(現に四季のグッズ販売にて、アースラ人形売り切れてた・・・アリエルではなくアースラ人形ってとこが観客の層を物語ってるな・・・)
そんなアースラの扱いがねー、何かひどかったんですよ。歌は素晴らしいしソロもあるからミュージカルとしてはでかいですが・・・。
あとアリエルがちょっといやな子に見えてしまったのは、脚本が少し「うーん・・・」だったからだと思います。アニメではアリエル普通に可愛らしい子に見えたしなぁ。
とはいえ、ミュージカルの注目点はストーリー<歌・踊り だと思いますので、全然楽しく見られますよ!
早くアラジンも大阪まで来てくれー!京都は望み薄い・・・。