ブレードランナー2049のネタバレ感想で色々書いていて重要なことを書くの忘れてた。
いろいろ書いたけど私は大分に面白い映画と思いました。
と、言いたかったけど書き忘れてた(笑)
こういう複雑な設定好きだから、「意味わかんね」とかは全く思わない。
世界観に入り込めたし、面白い映画観れたな、と思う。この2人の関係は●●を表してるんだろうな、とか掘り下げていけば「すごい映画だったなぁ」と思う。心理描写の書き方はやっぱりうまいよ。
ただ、前作がいろいろ凄すぎただけ。
そんなわけでいいとこ書くよ!!!!
(ネタバレ注意)
今作の感想本当に様々ですが、個人的には酷評はないなぁ。
一般的には前作の方が「意味がわからん!」と叩かれると思う。今作は、こちらの時代に、ニーズに合わせて見やすくなってんだと思うんだよ。
すごい酷評してる感想は多分、前作と同じ系統を求めていた人ではないかなぁ。
系統が違うから受け入れられなくて酷評、みたいな気がしなくもないし、時間が経って受け入れられるようになったなら普通に「面白い映画だったな」と思えるんじゃないかと思うんだけど…。
今作の主人公の立場がとても好きでした。
前作で、「デッカードはレプリカント説」がありましたが、あの説をリドリースコットが確か気に入ってたんだよね?
それについてはもう言及はなかったけれど、今作その設定をKに重ねていたんじゃないかなぁってちょっと思う。「デッカードはレプリカント説」から生まれたキャラクターというか。
ご本人じゃないから知らないけど。
Kについてはそんな風に見てた。
ジョイとの関係は究極に悲しかったな。考えただけで胸が痛い。
必死で見ていてその時は泣かなかったけど、後から思い返すとKとジョイについては泣けるほど切ない。
「Kのジョイ」はプログラムではなくて本当にKを愛していただろうし、Kにとっては製品のジョイじゃなかったんだよな…でもジョイはただの製品っていうのを所々で出してくるじゃん…あれエグいわ…。
いろいろ考えるとエグいわ………でもうまく言葉にできねぇわ………。
デッカードとレイチェルについてはもっと何か語って欲しいところがあったとも思うんだけど、それだと脱線しちゃうからこれくらいでよかったのかもしれない。
奇跡が起きたなら、もうそれでいいと思う。この奇跡だけでも、前作の後逃走を続けながらもお互い想い合って愛し合った2人の関係性が見えてくる。
でもその奇跡が、マダムが言った通り壁を壊す存在になる上、レプリカント達ですら利用しようとしている。(もちろん人間以上に愛情を持っているし、彼らの立場からすれば当然なんだけど)
当の親であるデッカードは何を思ってるんだろう…。
2049の物語を、ロイ達が見たら何を思うかな…と、中盤あたりからずっと考えていました。
今でもそれをふと考える。考えるとなんか悲しくなってくるんだよな…。
他にもいろいろあるんだけど、今日3時間程しか寝てないからなんだかだんだん眠くなってきた。
いろんな観点から観られる映画は久しぶりだったのでほんとに面白かったです。
これだけ見るとべた褒めですが、前記事で書いた感想もあるので、ベタベタに誉めてるわけではないです。
そんなわけで寝ます。おやすみ。