ネバエンジャ

楽しく生きよ

最悪なる災厄人間に捧ぐ その2

前記事タイトル間違えとった…笑

ちゃんと直したぜ!

 

多分5時間前後プレイしたのかな?いやもうちょい短いかな…。

それくらいプレイしました。ネタバレなしの感想しか書かないので中身のないものですが、ほっこりする…♡♡

なんか思ってた感じと違うなと思ってほっこりします。でも、作中の感じでわかる。このほっこりにんまりする楽しい日常は必ず終わりを迎える。

そしてそれは、きっとなんらかの悪い形で終わりを迎える。

そもそもゲームのタイトルの時点でそうだろう!

雨の中悲しい顔でこちらを見るヒロインだぞ!

これは絶対あれよ、日常パートを愛おしく思わせて後半ズドーンっていくやつよ!「神なる君と」がちょっとこれやった!こういうのに弱い!好き!

 

ただ、文章にやはり個性や面白みはそれほど感じることがないので、「面白い文章で構成されたゲーム」がしたいなら、別のゲームを推奨する。

でも寒いと感じるような文章でもなく、「普通」の文章なので、「ちょっと読み物ゲームするかいな」って人にはいいかと。

 

ゲームシステム的にはまだ不明なので言えないです。これは最後までやってから。

 

ざっくり言えば、主人公とヒロインのクロだけの、二人だけの世界のお話。今のところは。

主人公は誰も見えない。クロ以外は。

クロは誰にも見えない。主人公以外は。

何故なのかはわからない。それが話の本筋になるようです。

 

でも、そんな二人がお互いを必要としあって、支え合って歩んでいく日常は本当に微笑ましい。

でも、ちょっとお話的には女性的というか、女性向きかもしれないです。

小綺麗だからな。

 

 

そんなクロを見て思い出したのが、「ボクと魔王」。

正直名作扱いされてるが、このゲームの良さが私としては全くわからない。

今やるとまた違うかもしれないんだけど、主人公のいじり方が胸糞悪く感じて嫌いだった。あと戦闘。

 

ボク魔の主人公は影が薄くて誰にも気づいてもらえないときがある。

最悪なる〜のクロも、主人公以外の誰にも見えない。

ボクと魔王で唯一心に残っているのが、主人公と同じく影の薄い者が集まっていたところ。サーカスの団長さんだったかな…忘れたけど…。

 

「そこにいる」と認識されて悪意を向けられるのも辛いが、「存在すら認識されない」ってのは本当に辛いものがある。

だからこそあのゲームの、周囲のいじり方は許せなかったし、そこが「ボクと魔王」を嫌いになった大きな部分でもある。

正直悪い部分しか覚えていないということは、多分当時プレイしていた私にとって、それを覆すような夜明けを迎えられるようなお話ではなかったんだろう。

 

そんなことを考えると、「最悪なる災厄人間に捧ぐ」は今はまだ、救われる。

誰か一人でも存在を認めてくれることの、なんて心強いことか!と思うと、二人の世界が思わず愛しく思えるのです。