ネバエンジャ

楽しく生きよ

ソラリス

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映画「ソラリス」観ましたー。

実は前に本を買ってたんですが、どうも最近活字を読む気になれなくって・・・他の映画借りに行った際目に入ったんで、思わず借りちゃいました。

片手間にナンプレでもしながらだらーっと観ていたんですが、なんというかなんというかなんだ・・・。

全体的にぬるっとしている。という印象でした。

あまり起伏が無いので、ちょっと退屈かも。

ジョージクルーニーの体が美味しそうだな・・・とか思わなくも無かったんですけど(謎

あと、奥さん役の人誰っすか・・・なんかちょっと怖かったんだけどあれは敢えてなのだろうか。いや、役的に敢えてなのかなぁ・・・。

あのうつろというか虚無というか・・・怖かったです。

目が大きいのにどこを見てるのかわかんないあの目が怖い・・・。

ホラー映画じゃないんだけどね・・・。

 

個人の感想としては、面白いか面白くないかで言うと、

「それほどめっちゃ面白いってわけではないけど観といて良かった」と思う映画だったかな。

1回観たら十分です。

 

 

 

以下、ネタバレ感想&考察。

 

 

 

 

つまり、結末的には「ソラリスに取り込まれて、永遠に幸せな記憶(ソラリス)の中で生き続ける」という解釈でいいのかしら??

ソラリスの正体は、人の記憶を映し出す鏡みたいなものってことかな。記憶の惑星って事か・・・?

作中のセリフ「答えは無い。あるのは選択肢のみ」っていう言葉がなんというかこの映画のすべてのような気がします。

ソラリス自体に目的は無くて、ただそれは人類が遭遇したことがない現象を引き起こす惑星ってなだけで、未知との遭遇で人間(乗組員)は勝手にパニックに陥っている。

ソラリスはただ人の記憶から幻を作り出すだけ。

でもなんでスノーは本人が出てきたんだろう?

 

結局のところ、ソラリスに目的が無い、というのが答えなのであれば、この映画それほど面白い映画じゃないなと思う。

「どの選択肢を選ぶのか」でドラマがあれば面白かったのかもしれないけど、淡々と決められた結末に向かっているだけのように感じたから。

原作を読んでから思い返すとまた違う感想が出てくるのかなぁ。

 

「哲学映画」に見せかけてそんなに哲学してない作品。

哲学「もどき」に見えたかなー。

まぁ、でも「見る気なくす」ってことはなかったんで、クソ映画ではないんだよねぇ。

だからぬるっとしてるんだよね・・・。