Never ending journey

なんもない。

薬指の標本

笙野頼子の「硝子生命論」を読んだ後か読んでる途中かは忘れたんだけど、凄く綺麗な夢を見て、起きた時にそれを「瓶に詰めないと!!!」と、なぜか必死に空き瓶を探したことがつい最近あったんだけど、それから数日経った今もその瓶は大事に取ってます。

 

それからわかったことがあるんだけど、数年前に読んだ小川洋子の「薬指の標本」が、当時の私にはあまり理解できなかったんだよね。

なんとなく好きで印象に残っていたし、映画が出てるってことを知って観たこともあったけど結局は理解できず、「大人になればわかるのかなー今はまだわからないんだろう」と、それきり考えるのをやめたんですが。

 

夢から醒めて、ほんと衝動的に「瓶に入れなきゃ!!」ってなったのは、そうだったんだ…と、今やっと薬指の標本について自分なりの解釈ができるようになった。突然。

前の私だと解釈すらできなかった。

もっと歳をとればまた違う解釈をするかもしれないが、あの瓶詰めの衝動はなんていうかものすごく「薬指の標本」だった。

 

だから今こそもう一度読むべきな気もするし、逆に読んだらいけない気もするから読めない。

 

本当に不思議なことに、その瓶いつも持ち歩きたいくらいなんだよね…。ただのマーマレードの瓶なんだけど。

 

そうそう。それから凄く空き瓶に惹かれるようになった。別に集めてないけど。ジュースの瓶じゃなくて、ジャムとかが入る系のサイズ限定。

ジュースの瓶は空き瓶になったら蓋できないってのと、あのくるくる回すと開くペットボトルの蓋みたいなやつでは密封感がなくて嫌。

 

ジャムの瓶が今の所最高だけどパン食べないから当然空き瓶も出ず。

ここはリッツパーティでも開くべきだろうか…。

 

それより標本に最近興味津々。